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50年後も暖かく快適な暮らしをするために。外張り断熱工法のメリットや注意点とは?

断熱性能は快適な住まいにするために重要な要素です。しかし、断熱の施工方法には種類があり、性能に差があるのはご存知でしょうか?

イエモンでは基本的に「外張り断熱工法」を採用しています。今回は外張り断熱のメリットや注意点、間取り事例も紹介。
50年後も暖かく過ごせる、外張り断熱の魅力を詳しく解説します。

 

そもそも外張り断熱工法とは?

断熱工法は大きく分けて「充填断熱」と「外張り断熱」の2種類あります。


▲断熱工法の図

 

充填断熱工法は柱と柱の間に、断熱材を充填する方法です。一般的な断熱工法であり、日本の住まいの多くは充填断熱でつくられています。

一方、外張り断熱は柱の外側を断熱材で囲む工法です。家全体を断熱材ですっぽりと覆うので断熱性能が高くなります。

イエモンでは、家づくりを考える方には外張り断熱工法を強くおすすめしています。

 

外張り断熱工法は何故いいの?4つのメリット

イエモンが外張り断熱工法をおすすめするのは、以下のようなメリットがあるからです。

 

1. 断熱性が高いので、快適な住まいになる

外張り断熱は家全体を断熱材ですっぽりと包むため、夏の熱気・冬の冷気が室内に入り込むのを防止します。
充填断熱は柱や配線などで断熱材が途切れるので、隙間が出来やすく、断熱性が損なわれます。断熱性能が低いと、冷暖房を使用しても1階と2階で温度差が生まれ、快適な暮らしになりません。

イエモンの大工さんたちも「やっぱり外張り断熱は違う」と断言するほど、外張り断熱と充填断熱では快適性に差があります。外張り断熱の家は冷暖房がない状態でも、夏は涼しく、冬は暖かいので、作業がしやすいそうです。

 

2. 50年経っても快適な住まいをキープできる

外張り断熱は柱の外に断熱材があるので、夏や冬を通しても壁の中と室内の温度差が少ないのが特徴です。つまり、壁の中の結露が防げます。
一方、充填断熱は柱が外気に接しているので、外気温の影響を受けやすく、壁の内側と外側での温度差が20°近くになることもあります。

結露は柱を腐らせたり、カビやダニなどアレルギーの原因にもなります。
しかし、外張り断熱は結露が発生しくいので、新築を建てた時と性能が変わらず、30年・50年経っても住まいの健康を維持できます。
家族も住まいもずっと健康でいるために、外張り断熱がおすすめです。

 

3. 光熱費が削減できる

外張り断熱の家は断熱効果が高く快適な温度をキープするので、無駄な冷暖房の使用が減り、光熱費の削減もできます。

施主様の中には「夏でもエアコンをつけるのは10日間程度」という方もいます。イエモンの外張り断熱の住まいだと、光熱費はオール電化で年間20万以内が目安です。
光熱費を削減できた分、家族とのより良い暮らしにお金を使ったりや、将来のための貯金できるなど、さまざまなメリットが生まれます。

 

4. 地下や屋根裏の空間も有効活用できる

外張り断熱は地下や屋根も断熱材で覆うので、家中の温度差が少なくなります。なので、地下を収納スペースにしたり、屋根裏空間を子どもの秘密基地にしたりなど、住まいの空間をフル活用できます。

夏は2階に熱がこもることがなく屋根裏でも快適に過ごせるので、平屋にロフト空間をプラスして、子ども部屋を設置することも可能です。空間を無駄なく使い、自由な設計を叶えられます。

 

外張り断熱工法の注意点

コストは割高になる

外張り断熱は、断熱材や施工費用が充填断熱よりもコストが高くなります。充填断熱に比べると、約1割ほど金額が高くなるケースが多いです。一部のお客様は予算内で希望を叶えるために、充填断熱工法にすることもあります。

しかし、外張り断熱は長年住んでいても断熱材を入れ替えるなどの必要はありません。つまり、外張り断熱の方が、長い目で見ればコストパフォーマンスが良いと言えるのです。
家は長く付き合うものなので、どこに費用をかけるかは、しっかり見極めましょう。

 

施工に慣れていない業者も多い

日本では充填断熱が一般的なので、外張り断熱工法に慣れていない業者が多いのも現状です。また、断熱材は窓や扉など1つ1つに合わせて貼り付けるので、立体的なデザインの家は施工も難しくなります。

イエモンの家は立体的なデザインでも外張り断熱を採用しています。施工実績の多いイエモンだからこそ、外張り断熱工法で希望のデザインを叶えられます。

 

イエモンの外張り断熱工法はここが違う!

EIFS-Jシステムで丈夫な住まいに

イエモンでは「EIFS-Jシステム(外張断熱湿式塗壁工法)」を採用しています。下の図は、この構造の仕組みです。

上の図の「構造用面材」部分には、耐震&防火性に優れたダイライトMSを使用。万が一の地震・台風・火災などから住まいを守ります。腐りにくく、防蟻対策にも効果的です。

断熱材は「EIFS-J防蟻ボード」という発泡ポリスチレンボード。透湿性・断熱性に優れ、こちらも防蟻処理剤が含まれています。火災が起きても自ら溶けてしまうので燃え広がることもなく、有害ガスも発生しません。

これらの構造により高断熱・高気密だけでなく、高耐久な住まいを実現しているのです。

 

完全自由設計だから、地下や屋根裏にも部屋がつくれる

イエモンなら完全自由設計で、地下や屋根裏も家族のライフスタイルに合わせて有効活用します。

例えば、坪数が少ないけど部屋数を確保したいなら屋根裏を子ども部屋にしたり、あるいは家族が多いなら半地下空間を収納スペースにも出来ます。
家全体の空間を余すこなく使えるのは、外張り断熱工法だからこそ。自由設計で、+αの空間も楽しめます。

 

【事例紹介】イエモンの外張り断熱工法で、こんな空間を実現

最後にイエモンの外張り断熱工法で叶える空間設計を紹介します。

 

事例1 中3階をつくって書斎や収納スペースに

E様邸の2階には、スキップフロアを設けて中3階をつくりました。上はオープンな書斎に、下は収納スペースになど、使いやすい空間です。
外張り断熱なら家の中の温度差が少ないので、中3階の空間にいても快適に過ごせます。

 

事例2 ロフトも有効活用

屋根裏も断熱材で覆われているので、ロフトを作りやすいのもメリット。坪数が小さくて収納スペースが取りにくい場合、ロフト空間をつくることで収納もしやすくなります。

 

事例3 2階も快適だから出来る空間

事例1と同じく、中3階をつくったケースです。下の空間は収納スペースとして使う予定です。
リモートワークをする家庭なら、親は中3階で仕事、下のスペースは子供が遊ぶ場所にすれば、子どもの側にいながら仕事をすることが出来ます。
家のどこにいても快適なので、ほどよく家族と繋がりながら過ごせます。

 

事例4 スケルトン階段で開放感を

吹抜けやスケルトン階段のような開放感のある空間も、外張り断熱なら1年中快適に過ごせます。
断熱性が高いので、玄関に仕切りがなくても部屋同士の温度差が少なく、どこにいても気持ちよく暮らせるのが特徴です。

 

自由設計&外張り断熱工法の住まいなら、イエモンにご相談ください

外張り断熱工法について、詳しく解説しました。外張り断熱工法は、夏も冬も快適に過ごせて、なおかつ住まいの耐久性も維持できるなど、さまざまな魅力があります。

住まいの性能を保ちつつ、自由な設計で「やりたいこと」を叶えたいなら、イエモンにご相談ください。
半地下空間や屋根裏を活用して暮らしを楽しみつつ、快適に過ごせる住まいを実現します。

 

家づくりを楽しみたい人こそ、イエモンにお気軽にお問い合わせください。

 

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